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メタボ検診、コレステロール

メタボ検診でコレステロールが高いと診断されてコレステロールを下げる薬を飲んでいる人はたくさんいる。そして、薬を飲んでから何となく身体がだるくなり、元気がなくなり、足腰が重いと訴える人を外来でよく見かける。多くの人はコレステロールを下げる薬のせいだとは思いもせずにずっと続けて飲み続けている。私に指摘された初めて「そういえば、コレステロールを下げるを飲みだしてからだ・・・」と頷く。

メタボの基準で争う2つの学会がある。製薬会社、厚生労働省、日本医師会が主体となった日本動脈硬化学会と日本脂質栄養学会である。後者は富山大学和漢医学、お茶ノ水女子大学などが中心になっている。日本脂質栄養学会は、「コレステロール値が高いと総死亡率が低下する」「コレステロール低下は意味がない」「日本はLDL(悪玉コレステロール)、中性脂肪が高いほうが長生きする」と発表したのが、昨年の9月である。これに怒ったのが日本動脈硬化学会である。「高コレステロールということは循環器疾患死の危険因子である」と声明文を発表した。

製薬メーカのひも付きの学会は、コレステロールの上限値を220としている。この数値が250にまで引き上げられたらコレステロールを下げる薬の年間の売上はどれほど下がるであろうか・・・。おそらく、十分の一以下にまで下がるのではないだろうか。ちなみに、コレステロール低下剤の年間の売上額は1兆5000億円である。降圧剤が8000億円。高血圧と脂質異常症が製薬メーカのドル箱となっているのは疑いの余地がない。

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