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正義を口にすると正義は腐る

昨今、「暴力団排除」がかまびすしい。この過剰な動きは、過剰な管理社会への一里塚である、と考えるのは私ひとりだけであろうか・・・。戦前、戦中に「天皇陛下」という言葉を出せばすべてが押し黙ったというあの雰囲気に似たものがあるように思われてならない。「暴力団排除」と口にすれば誰も何も言えなくなる。そんな矢先、「暴力団排除」阻止に動く議連の人たちが現れてきた。「暴力団対策のあり方を考える議員連盟の設立趣旨書」に次のような内容が記されている。

「今回の法改定を含む暴力団対策には多くの疑問があります。まず、憲法で保障された基本的人権、とりわけ「個人の自由」という社会の根本的な原理との整合性に問題があると言わざるを得ません。・・・「暴力団」と認定しただけで規制の対象となるのでは極めて恣意的に運用される恐れがあります。・・・」

たいへん勇気ある言動であると思う。「正義を口にすると正義は腐る」。某作家の言葉である。人の心のなかには誰しも光と闇をもつ。あの空海ですらそうである。真理を探究して、これでもかこれでもかと自らの心の奥底を探求した若き空海は、自らの心の奥底に鬼をみた。夢のなかで何人もの若い女性を犯している鬼をみた。空海は問いかけた。「お前は誰だ!」その鬼はニヤと笑って答えた。「俺はお前だ!」

光があれば闇がある。正義があれば悪がある。すべてはコインの裏表である。切って切り離せるものではない。古事記では、光の世界はアマテラス、闇の世界はスサノオが支配したと記している。人体においても、太陽の原理と月の原理がある。月は水を支配している。夜の商売を水商売と言う所以である。

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