老化とエントロピー
秩序は無秩序へ、形あるものは崩れる。エントロピー増大の法則である。
生命現象は、この世界にあって、もっとも秩序ある仕組みである。エントロピー増大の法則は、この生命の上にも、細胞ひとつひとつまで容赦なく降り注ぎ、タンパク質を変性させ、細胞膜を酸化し、DNAを傷つける。すこしでもその法則に抗うために、生命はあえて自らを壊すことを選択した。率先して分解することで、変性、酸化、損傷を、つまり増大するエントロピーを必死に汲み出そうとしているのだ。
生体において、エントロピーは水でもって体外へ汲みだされる。それ故、いつまでも若くありたいと思うなら、老化を防ぎたいと思うなら、発汗と排尿を大事にすることだ。常に汗をかき、尿の状態を常にチェックする。オシッコを我慢しない、尿の色、回数、量などを常に注意深く観察する。東洋医学的には、水を支配する脾臓・肺・腎臓の問題となる。具体的には、呼吸と食、それに足腰である。


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